クリスマスイム

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メリークリスマス。
こう、パソコンの前に座して文章を書くっていうのも何だか久しい感じがします。
最近はネットもメールも※RTOも何でもかんでもスマホ頼りでしたから。
今年のクリスマス、皆さん、恋人、友人、家族、アクロカントサウルス など、それぞれ思い思いの人・獣脚類と共に、それぞれのクリスマスを過ごされたことでしょう。
中にはソロ活動に従事した方も多いのではないでしょうか。
僕は、自分へのプレゼントを買いに行くべく、凍える手で諭吉を握り締め百貨店に繰り出しました。
当日にプレゼントを購入する層も割と多く、店内は人が跋扈していました。種田山頭火氏がご存命なら『分け入っても 分け入っても すげえ人』と自由律俳句を詠んでいることでしょう。その中を掻き分け、目的の地へ進みます。
途中、ツインテールのブスを連れたオタクにぶつかり、hiFの舌打ちをされながらも何とか辿り着いたのが、スポーツ用品売り場です。
というのも、先日ふと「泳ぎたい」という欲に駆られまして。冬に。会社で伝票処理しているときに。
皆さんも多分こういう経験はあると解釈しているのですが。
何て言っても水泳欲は、食欲、性欲に次ぐ人間の三大欲ですからね。仕方がないですね。
そういった経緯もあり、近所のジムに入会手続きをし、併せて自分のクリスマスプレゼントということで競泳水着を購入しようという考えに至りました。
まあでも、イヴに、汗まみれの男が、「水着置いてますか」って聞いてきたら、さすがに万人に愛想を振りまく店員さんのアルカイックスマイルにも陰りが見えますよね。
いやだって、店内物凄い暑いんだもん。ほらほら、あの人も汗かいてるじゃん。空調効きすぎなんだって。
結局、水着、置いてなかったです。
試着し易いように薄めのパンツ履いてきたんですけどね。赤の。意味がありませんでした。
寒空の下、アベックの笑い声と何処かの店先から流れるマライアキャリーの歌声をBGMに、帰路を歩む僕が思ったのは、「というかジムで買えば良いじゃん」 これだけでした。
※RTO(Road To Orgasmの略称。オーガズムに達するまでの道、即ち自慰行為を指す)